埼玉工場
グループ全体の生産戦略をけん引する、総合製造拠点
ラミネート製品やポリエチレン重袋、グラビア印刷に特化した、グループ全体の生産戦略を支える重要な拠点です。1978年に移転・開設され、食品容器、使い捨てカイロ包装、化学製品用袋など、幅広い製品群を製造・供給。クリーンルーム製袋室(クラス1万)を完備し、高精度な製造と安定供給体制を構築。多岐にわたるニーズに対応し、グループ全体の生産力をけん引しています。


埼玉工場の推し製品はコレ!
カップ麺の容器
カップ麺の容器には、熱くなりすぎない「発泡断熱紙」が使われており、熱いお湯を入れても手で持てる設計です。当工場は、ラミネート加工の技術でこの容器づくりを支え、大手食品メーカーにも採用されています。

使い捨てカイロの袋
当工場では、使い捨てカイロに使われる内装・外装の材料を長年製造しています。独自の穴あけ技術で、カイロの温かさを調整できるのが特長です。印刷やラミネート、スリットなどもすべて自社で行っています。

滋賀工場
滋賀工場は、日本マタイの研究開発と生産機能を併せ持つ“頭脳”ともいえる拠点です。研究所を併設しており、試作から量産まで一貫して対応。工業用途向けの高機能フィルムや樹脂製品を開発・製造しています。業界ごとのニーズに応じて、耐久性や環境対応など多様なテーマに取り組み、グループ全体の競争力を技術面から支えています。


滋賀工場の推し製品はコレ!
熱可塑性エラストマーフィルム
日本マタイは、国内で初めてウレタン系熱可塑性エラストマーの押出加工を実用化しました。この技術により、情報機器や家電、音響部材など、さまざまな分野向けに高機能なフィルムを提供しています。

熱可塑性多層フィルム
異なる素材を重ねる多層製膜技術により、用途に合わせた機能性を実現。ポリオレフィン系のプロテクトフィルムや、独自ブランドである「エスマー」「エルファン」の技術を活用した製品を開発しています。

兵庫工場
製袋技術の系譜を継ぐ、伝統と進化の融合工場
創業以来受け継がれてきた製袋技術の系譜を基盤に、進化を続ける実働型の生産拠点です。業界トップシェアを支える量産体制を確立し、熟練の技術力と徹底した品質管理により安定供給を実現しています。複数台のインフレーション機をはじめとする量産設備を活用し、衛生管理や短納期対応にも優れた、機動力のある一貫生産体制を備えた主要工場です。


兵庫工場の推し製品はコレ!
ポリエチレン重袋
「ポリエチレン重袋」は、国内におけるパイオニアとして、業界トップシェアの地位を確立しています。幅広い用途に対応し、業界No.1の実績を誇ります(※)。※日本ポリエチレン重包装袋工業会による統計データに基づく

岡山工場
生産と物流を担う、中四国の複合ハブ拠点
製造と物流の機能を併せ持つ、中四国エリアの中核的な複合拠点です。ラミネート加工およびネットの整経・編網を担うとともに、海外工場からの製品を一時保管する中間倉庫としても機能。国内外をつなぐ、生産と国際物流のハブ拠点としての役割を果たしています。


岡山工場の推し製品はコレ!
高耐候性クロスシート
当社の高耐候性クロスシートは、「スーパーUVシート」という製品名で展開しており、紫外線に強く、約5年の耐候性を備えています。野積みや土木、簡易倉庫など、長期使用に適したシートです。

保冷製品用原反
当社では、ポリオレフィン系クロスシートに紙やフィルムを貼り合わせることで、強度や耐水性を持たせた原反を製造しています。アルミ蒸着フィルムを使用した保冷用品向け原反にも対応可能です。

